2. 数当てゲームを書いてみる

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ライブラリ読み込み

useで明示的に利用
use std::io;なら、標準ライブラリstdの中のioライブラリをスコープに導入する

値を変数に保持

• let 文を利用して変数を生成する
• Rust では、変数は標準でimmutable
• 可変にしたい場合は変数名の前にmutをつける (mutable)

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変数の生成

let mut guess = String::new();

• let mut guess でguessという名前の可変変数を導入する
• String::new()は、String::new関数の呼び出し結果
  • ::は、関連関数の関係を示す
  • 関連関数とはオブジェクトでなくString自体に実装されている関数
  • 言語によっては スタティックメソッドと呼ぶらしい

結果的に、この記述では空のStringオブジェクトに束縛された可変変数を生成している。

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入力部分

• 冒頭でuse std::ioをしたのでio::stdinと書ける
  • フルはstd::io::stdin
• read_lineメソッドには&mut guessとして文字列の可変な参照を渡している

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処理が失敗する可能性に対処する

• Resultを使う
  • 返り値はOk,Err を列挙子 variant とするenum

プレースホルダー

• println! マクロの中では {}をプレースホルダーとして利用できる

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外部クレートの利用

クレートとは、Rustコードのパッケージ

• バイナリクレート：実行可能形式
• ライブラリクレート：ライブラリとして利用できるようになっている

セマンティックバージョニング

• Cargoは、セマンティックバージョニング（SemVer）を理解する
  • 0.8.3という数字は、実際には^0.8.3の省略記法
  • バージョン0.8.3と互換性のある公開APIを持つ0.9.0未満の任意のバージョンという意味

外部依存があるときは

• プロジェクトが外部依存を持つとき、Cargoはレジストリからライブラリを拾ってくる
• Cargo.lockによってライブラリのバージョンが固定され、再現可能なビルドを保証できる
• 更新するなら明示的にcargo updateを利用する

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シャドーイング Shadowing

• Rust では、新しい値で元々ある値を覆い隠す:shadow ことができる
• 値をキャストしたい場合などによく利用する

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let guess: u32 = guess.trim().parse()
    .expect("Please type a number!");

String のguessをu32へシャドーしている